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EESの開始日が確定、ETIAS料金は€20へ:ビザ免除でシェンゲンへ行く人が知るべきこと

25.07.2025 | Etias

Close-up of US passport with inflight magazine and headphones on an airplane seat, ready for travel.

記事の内容

EESの開始日が確定、ETIAS料金は€20へ:ビザ免除でシェンゲンへ行く人が知るべきこと

EUはデジタル国境管理の新時代に入ります。長年の延期を経て、入出国システム(EES)2025年10月12日から段階的に開始し、2026年4月10日までにシェンゲンのすべての外部国境で完全運用となる見込みであることを確認しました。あわせてEUは、**欧州渡航情報認証制度(ETIAS)**がそれより後に始まり、料金は当初計画より高くなることも確認しています。

ビザ免除でシェンゲン圏に入る渡航者にとって、どちらの変更も重要です。EESは国境で起きる手続きそのものを変え、ETIASは出発前の事前認証という段階を加えます。

Passengers boarding an airplane at sunset with a vivid sky in the background, capturing a travel moment. Photo by Longxiang Qian on Pexels

EESで何が変わるのか

EESは、短期滞在でシェンゲン圏に入る非EUのパスポート保有者の国境通過をデジタルで記録する自動システムです。係官はパスポートに手作業でスタンプを押す代わりに、渡航者を電子的に登録します。

制度のもとでの初回入国時には、渡航者は次のような生体情報の提供が求められます。

  • 顔画像
  • 指紋スキャン
  • 氏名とパスポート情報
  • 入国・出国の情報

導入は一斉ではなく約6か月かけて段階的に進むため、当初はまちまちの運用が予想されます。一部の国境やターミナルでは新しい生体認証の手続きが使われ、ほかでは制度が完全に統合されるまで手作業の確認が続きます。

EUがこの変更を行う理由

掲げられている目的は、手作業のスタンプに頼らずに国境手続きを効率化し、入国ルールをより一貫して適用し、外部国境の安全を強化することです。準備として、英国政府はおよそ1,000万ポンドを支出して主要な通過地点の設備を整え、Eurostarなどの事業者は行列を減らすためにセルフサービス端末へ投資しました。

A pilot walks towards planes on a runway at sunrise in Arusha, Tanzania. Photo by Dmitry Limonov on Pexels

ETIASと新しい€20の料金

EUによれば、ETIASはEESの運用開始から約6か月後の2026年10月から12月の間に始まる見込みです。これにより、ビザ免除国の非EUパスポート保有者は、米国のESTAと同様に、渡航前の電子認証の取得が必要になります。

料金は当初€7とされていましたが、現在はほぼ3倍の**€20に引き上げられました。EUはこの引き上げについて、運用費の負担、インフレへの対応、同種の渡航認証制度との整合を理由として挙げています。発行後、認証は3年間またはパスポートの有効期限まで**有効で、任意の180日間で90日までの短期滞在を回数制限なく認めます。

旅行を計画しているなら、新しい要件に慌てないよう、あらかじめETIASの申請手続きを確認しておくとよいでしょう。

画像の出典:

  • ヘッダー画像: Photo by DΛVΞ GΛRCIΛ on Pexels
  • ティーザー画像: Photo by fotoinformator pl on Pexels