読み込み中...

ニュース

世界最強のパスポート:意外な欧州の国が2位に

13.12.2024 | 旅行

people walking on bridge

記事の内容

世界最強のパスポート:意外な欧州の国が2位に

パスポート・ランキングは、ある国の市民がどれだけ自由に渡航できるかを測るおなじみの手段であり、最新版は予想外の結果を示した。2024年12月に公表されたVisaGuide.Worldの指標によれば、シンガポールが依然として世界最強のパスポートだが、北欧の新顔が表を駆け上がって2位を奪った。

その国はフィンランドで、トップ10圏外から長年の先頭走者スペインを抜いた。この変動は、こうした順位表が外交関係やビザ政策、そしてますます欧州全域で形づくられる新たなデジタル入国ルールによって、絶えず動いていることを思い出させる。

people walking on bridge Photo by Anthony DELANOIX on Unsplash

2024年ランキングの首位は

シンガポールは100点満点中91.27点で1位、世界最強のパスポートだ。だが今四半期の話題はフィンランドで、90.88点で2位に急浮上した。これは目覚ましい上昇だ。フィンランドのパスポートは2023年に13位、2024年初めに7位で、わずかにスペインを抜いた。スペインは90.87点で3位に後退し、その差はわずか100分の1点だ。

デンマークとイタリアが90.63点と90.58点で僅差に続き、マルタ、フランス、オーストリア、ハンガリーがトップ10を締めくくる。8位の日本はシンガポールに次いで最上位のアジアの国で、それと並んでトップ20で唯一の非欧州国であり、前年9月の15位から飛躍した。

指標はどう算出されるのか

VisaGuide.Worldは199の国・地域を評価し、年に4回ランキングを更新する。ビザなしアクセス、電子ビザの利用可否、全体的な国際移動性を測るが、その特徴は独自の渡航先重要度スコア(DSS)であり、正確な算出式は公表されていない。

DSSは、パスポートが何カ国に到達できるかを数えるだけではない。渡航先のGDP、国際的影響力、観光開発といった要素も加味するため、高スコアの国へのビザなしアクセスは、重要度の低い国へのアクセスより多くの点を得る。だからこそ、ビザなしアクセスの合計が似た二つのパスポートでも順位が異なりうる。よく知られたヘンリー・パスポート・インデックスは比較しうる権威だが、同じ四半期のランキングは公表していなかった。

Explore the majestic Colosseum in Rome, Italy, a symbol of ancient Roman engineering. Photo by Pixabay on Pexels

なぜ欧州が優位なのか、そして何が変わりうるのか

欧州のパスポートはトップ20の大半を占めるが、それはEUとシェンゲン圏内のパスポート不要の移動に大きく支えられており、市民は身分証だけで加盟国間を行き来できる。フィンランドはまさにこの点でスペインを上回り、データによればライバルより多くの渡航先にパスポートなしでアクセスでき、45対43だった。基礎となるビザなしの数値も大きく動いた。スペインの数は160から107へ、シンガポールは164から160へ下がったと伝えられ、外交関係やビザ規則の変化に伴う種類の振れだ。

次のランキングは、欧州が入国制度を刷新するなかで再び様相を変えるかもしれない。シェンゲン諸国はEESとETIAS渡航認証の開始を準備し、英国は独自の電子渡航認証を導入しつつある。これらの制度は、ビザ免除の旅行者がどこへ行けるかというより、どう旅に備えるかを変えるが、国際移動性に新たな層を加える。自分の国籍に認証が必要かどうかを確認したい場合は、当社のETIAS適格性ガイドが誰が対象かを示している。

画像の出典:

  • ヘッダー画像: Photo by Anthony DELANOIX on Unsplash
  • ティーザー画像: Photo by Pixabay on Pexels